水張り。Streching paper with water.
- Manabu
 - 2015年11月13日
 - 読了時間: 1分
 
水張り。
耳慣れない言葉ですが、絵を描く前に水で濡らした紙を木製パネルに貼るという作業です。
一般に紙は水分を吸うと繊維が伸びし表面に凹凸ができます。絵を描くのにその歪みや凸凹が紙にできないように、たっぷりと濡らして繊維を伸ばした状態のものをパネルにはり、乾くと収縮して画面がピタッと張るわけです。
今日は生徒さんとその水張りの実習。


水張りに必要なのは使用する紙と木製パネル、水張りテープ(切手のように濡れると粘着性がある)、刷毛。
たっぷりと水を含ませて紙の繊維をゆるゆるにします。

少し置いてからひっくり返してパネルに貼り込みます。その時、空気を出しながら丁寧にやることがコツ。そしてテープでパネルの脇から紙をとめます。
完成!

Sさんはこの水張りした紙を使って今日から石膏デッサン・ビーナスに初挑戦です。
まずはエスキース(デッサンの前に簡単な下図)から。

次回は本紙に描いていきます。楽しみ!











































![完成!初めての日本画体験実習 Workshop"Nihon-ga" no.3 [Final]](https://static.wixstatic.com/media/346887_d53a8f3a03f04b8e919d1e7b46744490.jpg/v1/fill/w_250,h_250,fp_0.50_0.50,q_30,blur_30,enc_avif,quality_auto/346887_d53a8f3a03f04b8e919d1e7b46744490.webp)
![完成!初めての日本画体験実習 Workshop"Nihon-ga" no.3 [Final]](https://static.wixstatic.com/media/346887_d53a8f3a03f04b8e919d1e7b46744490.jpg/v1/fill/w_38,h_38,fp_0.50_0.50,q_90,enc_avif,quality_auto/346887_d53a8f3a03f04b8e919d1e7b46744490.webp)



コメント