My扇子絵作り ~pre-workshop~
今回は11月28日に行う一回目のアートワークショップ、”手描き扇子絵”のためのリハーサル。友達に協力をいただいて実際に扇子に絵を描いてもらいました。
ワークショップ本番は約3時間。まずは扇子に描くデザインの考案から下図の作成、扇子へのトレース(下図を扇子に書き写す作業)、着彩。
〜トレース〜
扇型の画用紙に下図を描いてそれを扇子に転写します。
画用紙にデザインの下図。頭の中のイメージを形にします。なかなか面白い。
扇子に描くデザインは自由。
友達二人、それぞれ自分が描きたいものを扇子にします。
ひとりは最近旅行した際に撮った一枚の海岸風景をモチーフに。海に映る太陽と柔らかい雲、
透き通る空。
もう一人の友達は女性の顔をデザイン。オランダのチューリップを構成して目や鼻(花)の形にしました。まさにアートです!下図を扇子にトレースしたら水彩絵の具で着彩に入ります。
下書きの転写にはカーボン紙を使います。転写をしたら墨汁と細筆で線をはっきりさせていきます。
すごい集中。。
扇子に下図が綺麗にできました。
着彩には水彩絵の具とアクリル絵の具。水彩は透明感を出したいときに適していてアクリルは
ポスターのようなはっきりした色調につかいます。
使って水をたっぷり含ませた日本の筆で海の水平線を塗っていきます。ぼんやりと見える海と空の境界線。丁寧な仕事です。
扇子全体に色が入ってもうすぐ完成。仕上げに太陽の周辺と水に映った光に金を使って光沢をだします。
透明の青に黄金が効いています。
完成!!!
初めてとは思えないくらい素敵な扇子ができました!恋人にプレゼントするもよし、開いた状態で飾るもよし。
使うのが楽しみですね。
サイン入り。
28日のワークショップ、皆さんで楽しくオリジナル扇子ができたらと思います。
お子さんやご家族、友達と一緒にご参加ください!
たくさんのご参加、お待ちしています。