上手じゃなくてもいい。
ちょっと前にネットでこんな記事をみつけた。
「お絵描き教室の目的は『上手くなる』じゃなかった。
詰め込む勉強が多い子供に、作品作りで『アウトプット』する機会を。」
フリーライターの岡部敬史さんのが書いている日経Dualのなかのシリーズ、「子供と一緒にやってみた」のなかの記事のひとつ。
3歳になる娘さんを連れて、実際にお絵描き教室がどんなものか体験するレポで、都内6カ所に教室を開いている2歳から小中学生を対象としたこども美術教室 がじゅく で体験レッスンする様子を書かれています。
習い事のなかでもメジャーな絵画教室ですが、絵は家でも描けるしお金を出してまで通わせることもないと思われることも多いようです。
こどもの成長のために習い事を、とサッカーや野球、バレーなどいろいろ選択肢はありますが、スポーツ系とは違って屋内で手作業をする絵画造形は一見地味に見えてもそれはこどもにとってしっかり「発散」になります。
ここの教室の先生が話す言葉に、
『絵に接していると心が豊かになるし、何よりアウトプットできることが子どもにとって大切だと思うんです。テクニック的なことも教えますけど、上手くなることが目的ではありません。』
とありました。
あー、これって大事。そしていくつになってもそれは自分らしく生きるために大切なことだと思います。
うちの教室でも年齢に関係なく、絵を通じて”アウトプット”できる場所になればいいな。
(参照記事:日経Dualから http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=2927&page=3)