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Workshop『日本画 (Nihon-ga)』no.2

日本画実習2回目。前回に絵の具に入る前の下準備(水張り→胡粉→下絵作成→骨書き)をしていたので今日から日本画絵の具を使って描いていきます。

 今回は初めての日本画ということで使い易い水干絵の具(天然の泥や土を精製して染料で染めた絵の具)を下地に使います。また、希望者には金箔や銀箔も使って、日本画の素材に触れてもらいました。

Day2 of wrokshop"Nihon-ga"). Last week we have prepared before to paint (stretch washi→Gofun powder→sketch→Draw the lines with ink).

To start to paint Nihon-ga, they began with Suihi(the dyed soil or mud). Some participants try to use some gold and silver leafs.

①純金箔

②竹箸

③純銀箔

④砂子筒(金箔を細かくする網付きの竹筒)

金箔を一枚づづ竹箸を使って和紙の上に押していきます。

接着にはもちろん膠。

     画面全体に金箔を貼ります。その時箔を貼りたいところだけ膠を塗って貼ります。

乾いたら筆を使って絵の部分を剥がし出します。

墨で描き起こした線(骨書き)をたよりに丁寧に箔を取り除きます。金箔や銀箔がキラキラなびいてます。Yさんは箔を指でなでながら表面を綺麗にしているところ。(右)

次に絵の具に取り掛かります。粒状の絵の具を皿に出し、膠を加えたら指で潰しながら絵の具をといていきます。つぶつぶ感がなくなったら水を加えていきます。

風車を描く生徒さん。背景の下地に鮮やかな青をつかいました。地面と空の間には胡粉も混ぜて微妙な変化をつけています。

こちらのUさんはオランダの遊園地、エフタリンの建物をモチーフに制作。鮮やかなピンクがポップで面白い!どんな完成になるか楽しみですね。

  イタリア人のIさん、コスモスと蝶を絵に。昔、絵を勉強したことがあるというだけあって線も形も説得力があります。背景にはゴールドパールで光沢を出して光を表現。

フェルメールの名画を日本画で模写に挑むKさん。頭部の布には岩絵の具の群青を使い、布のシワを追いながら着彩しています。オランダ絵画と日本画絵の具の面白いコラボ!

フランス人のPさんは蓮の花を手にした羽衣の女性を描いています。

愛猫を描くこちらの生徒さんは背景に金箔を貼りました。構図も猫の大きさもよく、毛の模様を色分け。表情がとってもいい、記念の一枚になりそう!

Yさんは日本画らしいモチーフ、蓮の花を葉を描いています。背景の純銀箔は貼ってから硫黄(温泉の成分でも知られている黄色の粉)で箔を焼いて渋くしました。

次回が最終回、完成をお楽しみに!


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